■ ID | 93 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 連続炭化パイロットプラントを用いた浄化槽汚泥の炭化 |
■ 著者 | 加藤裕之
(財)日本環境整備教育センター 渡辺孝雄 (財)日本環境整備教育センター 大森英昭 (財)日本環境整備教育センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 牧野好晃 鞄本環境管理センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 廃棄物学会論文誌、Vol.17、No.2、172-183、2006 |
■ 抄録・要旨 | 浄化槽汚泥の減量化・資源化を目的として、脱水汚泥に対する計画処理能力が60kg/hのパイロットプラントを用いて、直接及び乾燥経由の炭化を検討した。いずれでも、重量減量率は約90%であり、また、汚泥加熱用の一次バーナーの設定温度が高くなると、溶出試験で溶出されるTOCの濃度(以下、溶出TOC濃度)は低くなり、炭化が進行した。なお、乾燥経由の場合、乾燥汚泥の50kg/h程度以上の投入によって乾留ガス発生量が確保され、直接の炭化では得ることが難しい溶出TOC濃度10r/L程度以下の炭化汚泥が生成された。炭化汚泥の溶出重金属は「金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める総理府令」の別表第一の基準値以下であった。また、含有重金属は、一試料でCdとPbが普通肥料の公定規格を超過したが、他はすべて満足した。さらに、肥料成分であるN、P、K、Ca、Mgについては、N以外は脱水汚泥と比較して高い濃度となった。 |
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